Dineってどんなアプリ?
公式解説によると、「ダインは『出会いの、最短距離。』を標榜する第3世代の婚活・恋活マッチングアプリとして、カナダでリリースされました」とのこと。
「出会いの、最短距離。」とは何か?
Dineの強みは、まずは「メッセージがいらない」ことです。
もちろん、少なからずアプリを触ったことのある方は「メッセージをしないのに会えるわけなくない?」と思うかもしれませんが、
普通のアプリは「いいね」を送る→マッチする→メッセージでやり取りする→(電話する)→デートに誘う→日程を調整する→店を探す→お店を予約する→デート
という順を辿っていくのに対して、
Dineは「いいね」を送る→マッチする→日程の自動調整→Dineがお店を予約→デート
という圧倒的なスピード感、手間の少なさでデートに向かえるんです。
長いメッセージや細かい日程調整に嫌気がさしてしまい、連絡を切ってしまう女性も多いです。
または、マッチングしても何故か返信が来ないという、一番モヤモヤする事態に陥ることも。
その点、Dineなら手軽に会うことができるんです。
しかし、それでもドタキャンの心配は拭えませんよね。
そんなあなたのために「Dineプロテクト」が導入されています。
簡単に言えばドタキャンの防止機能のようなもので、「Dineプロテクト」を導入した飲食店は、ドタキャンされた際に簡単にユーザーにキャンセル料金を請求できるんです。
これによって、もともと10%ほどあった店舗のキャンセル率が、4.2%にまで減ったようです。(参照)
人間は、何かを学んだりする際に「コスト」がかかっていると辞めにくい心理が働きます。自分が失ったものを考えて、元を取ろうとするんです。
それと同じように「ちょっと今日のデートが面倒だなぁ」と思ってしまった女性でも、「でもキャンセル料払うのはなぁ…」と、デートに向かわせることができます。
もちろん、この時点で女性のテンションは少し低いかもしれませんが、そこはあなたの実力の見せ所。華麗なトーク術で盛り上げれば、「予想以上に楽しかった」と更なるプラス評価を得られます。
また、多忙でなかなか会う時間が作れない…予定が立てられないという方のために、今夜のデートのマッチングも可能です。
真面目なアプリでは、事前のやりとりが多くて会うまで進めないという方は、この機能を使ってみましょう。
Dineに向いてる人、向いてない人
まずは向いている人から。
メッセージなしで会いたい人
繰り返しになりますが、メッセージなしで出会えるアプリはかなり珍しいです。
もちろん、マッチングしてすぐに「会いたい」と送って受け入れられることもありますが、そんなのは基本的に「遊び目的」か「よっぽどのイケメン」だけです。
つまり、普通の30代男性であれば、長々とメッセージを続けて、ようやく出会うことができる。
その点Dineは、どんな男性でもマッチングさえすれば高確率で出会うことができるんです!
女性経験が少ないからとりあえず会って経験を積みたい、という方はチャレンジしてみましょう。
恋人から結婚というルートを望んでいる人
すぐに結婚できるルートが良い人もいれば、しっかり恋愛をして相手を知ってから結婚したいという方もいます。
どちらにも一長一短あり、後者は相手の人間性をよりよく知ることができる反面、時間がかかってしまうため、仮にその恋が失敗してしまった場合、タイムリミットが縮まる結果になってしまいます。
ですが、それが苦にならない、または本気で幸せになりたい方は、Dineでの出会いを大切にしてみましょう。
アプリで会ったことのある人
既にアプリで何度も会ったことがあり、トーク力に自信がある方はDineでも力を発揮できるでしょう。
ですが、メッセージで相手の人間性を探る前に会うわけですから、並大抵の技術力では盛り上がらないかもしれません。
心配な方は、以下の要素を会話として取り入れてみてください。
安易な褒め方はしない
あまり経験のない男性がやりがちなミスが「雑に相手を褒める」という点です。
具体的に言うと「可愛い」「綺麗だね」という褒めですね。
もちろん、本当に相手のことを魅力的に感じているのかと思いますが、魅力的な女性ほど、日頃から上辺の褒めを言われています。
あなたが何気なく言った「可愛いね」すら、相手からすれば「あぁ、この人も大したことない人なんだな」という合図になってしまうんです。
相手を褒める際は「内面」にフォーカスすること。
「〇〇ちゃん(さん)の考え方が好き」
「そこでそういう決断ができるところが好き」
このような褒め方であれば、あなたの人間としての深さを伝えると共に、女性を喜ばせることができます。
ただ、その際に「尊敬する」という言葉はあまり使わないほうがいいでしょう。
女性が男性に好意を持つ時に必要な要素は「顔」や「財力」かと思われがちですが、一番大きいのは「尊敬できる相手か」なんです。
要するに、男性の方が精神的に上の立場にいる方が恋愛は上手くいきます。
でも、そこで「尊敬するよ」と言われてしまえば、どちらが上か、一瞬で決まってしまいます。
例外として、あなたが明らかに格上だという共通認識がある場合は言っても大丈夫です。
相手に興味を持つ
デートの際の会話では、できるだけ相手に楽しく話をしてもらうことを目標にしてください。
では、楽しい会話とはどのような会話か?
自分がしたい話をできて、それに対して興味を持ってもらえること。
男性の中に、相手の会話をぶった斬ってすぐに自分の話に持って行こうとする方がいますが、これはNGです。
まずは相手の会話をメインに聞くこと、そしてその内容に対して「具体的な質問」をすることが必要です。
相手が「新しいコスメ」を買ったのであれば、「今まで使っていたものより良いのか」と聞いてみましょう。
ここで注意すべきポイントは「どこが良いのか」は聞かないことです。
会話に結論を求めるための質問ではなく、興味を持っているアピールから更なる会話に展開していくためのジャブというイメージ。
今回であれば
「最近新しいコスメを買ったんです」
「へぇ、前に使ってたやつより良かったの?」
「はい、(具体的な解説)なんです」
「確かに〜(具体的な解説の内容から引用)が綺麗だね」
ここまで会話を展開した後に、
「最近のコスメってデザインも可愛いよね」
「普段どのへんまで買いに行くの?」
という流れで相手の行動範囲を探り
「なら、今度はその辺でデートしよう」
と次の約束を取り付けに行くこともできますし、
「美意識が高い人って素敵だよね」
と更なる褒めに繋げるのもいいでしょう。
会話では「流れ」と「自然さ」を重視してください。
解決策を提示しない
女性が相談を持ちかけてきたときは、チャンスでありピンチでもあります。
基本的に男性の方が女性よりも論理的な考え方をする生き物なので、
「そこは〇〇すればいいと思うよ」
「逆になんで〇〇しないの?」
と、すぐに解決策を提示しようとしてしまいます。
「いやいやいや、相手に相談されてるんだから解決してあげるのが筋じゃないの?」
その考えは至極真っ当なものですが、男性社会でしか通じないことがほとんどです。
女性は相談に対する「答え」がほしいわけではなく、その悩みに対する「共感」や「慰め」を求めているんです。
なので、相談されたことと似たような出来事を話してみるなどが良いでしょう。
話が逸れてしまいましたが、続いてDineに向いていない人についてです。
すぐに結婚したい人
向いている人の時にも紹介しましたが、Dineは恋人→結婚のルートが強いアプリです。
そのため、スピード感重視で結婚したい方や、恋人候補を1人に絞りたい方にはおすすめできません。
そのような場合はOmiaiやゼクシィ縁結びをインストールしてみてください。
各アプリの詳細やプロフィールの書き方はこちら()で紹介しています。
予行練習がしたい人
あまり口達者でなかったり、しっかりと会話の引き出しを準備していきたいという方にとっては、Dineは天敵でしょう。
なにせ、その相手の話し方や趣味などについて、実際に口から聞くことができるのはデート当日なのですから。
女性がプロフィールに書いている趣味なども参考にはなりますが、実はそんなに好きじゃなかったり、他にもっと好きなものがあったりする場合、用意したトークは全て無駄になってしまいます。
そのため、知識の振り幅に自信がない方や、瞬発的な会話が苦手な方は他のアプリを使うのが良いでしょう。
むしろ、他のアプリではメッセージを交換するのが普通だし、会う前に電話をしたい派の女性が多いためおすすめです。
口コミ
最後に、Dineの口コミと、それに対するアドバイスを紹介して行こうと思います。
1.Dineでめちゃくちゃ美人とディナーに行ってきた。LINEで次のデートに誘ってみたけど返信がない…。
この方はかなり惜しいところまでいっています。
美人とマッチさえできればメッセージ術に関係なく会うことができるのがDineの良いところです。
ただ、ディナーの時の会話があまり上手くいかなかったのでしょう。Dineの場合はお店選びなどのエスコート力を見せる必要性が薄く、マッチングしている時点で見た目の足切りもされていないはず。
つまり、会話力さえあれば次回のデートにも繋げることができるのですが、そこが問題だったようです。
ですが、例外として「会話が上手くいっていてもダメ」な場合があります。
それは「デート中に次の予定を決めない」ことです。
たとえデート中に盛り上がって「この人ありかも」と思わせることができたとしても、楽しい気持ちが冷めた翌日以降に誘ってしまうと断られる可能性があります。
会っている最中に誘うことで本気でその相手を狙っているとアピールもできるので、次の約束は早めに取り付けましょう。
ただ、まだお互いに盛り上がっていない状態で誘ってしまうのは、がっついているだけになってしまうので注意。
2.選ばれるお店に偏りがある
Dineで選ばれるお店に偏りがあり、高級なお店が多いという口コミがありますが、これはある程度真実なようです。
しかし、食べ物で女性を釣るような気になる方もいるでしょうが、こちらの財力を見せるという面でもある程度は妥協した方が良いです。
Dineはマッチングアプリの中では珍しく、男性の年齢によって課金額が変わります。
具体的にいうと、25歳以下が1ヶ月3900円で、26歳以上が6500円と、倍くらい違うんですよね。
この情報を女性が知っているかは定かではありませんが、少なくとも運営からの「財力アピールは重要だぞ」というメッセージと受け取りましょう。
3.Dineは飯モクの子が多すぎてやる気にならない。
このような口コミもかなり見られますが、もちろん飯モクの女性もいるかと思います。メッセージや電話ができれば見分けもつくのですが、事前にそれができないという点がDineの欠点と言えるでしょう。
ですが、仮に最初は飯モクだったとしても、その女性を楽しませることができれば考えを変えさせることができますし、その方が婚活目的でなかったとしても、アダルトな方向へ進むことは簡単でしょう。
飯モクっぽい女性に当たってしまった際には、修行だと割り切って接しましょう。
4.既婚者が大勢いる
確かに、LINEでのメッセージはリスクになるし、メッセージを介さず会うことのできるDineはうってつけでしょう。
とはいえ、これに関しては女性ではなく男性会員に多いのだと思われます。
家庭に入っている女性なら、ディナーの時間帯に家を空けることはあまり考えられません。
男性が使う分には、あまり心配のないアプリです。
5.かなり会いやすいアプリ。男女ともに出会いを求めてるのがわかる。
やはり、結論はこの口コミのようです。
確実に防ぐことはできないとはいえ、他のアプリよりもドタキャンへの対策ができているし、メッセージや電話での減点を無くして会えるというのは大きすぎます。
とりあえず会って経験を積みたいという方には、これ以上のアプリはあまりないのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
本記事で紹介した会話方法を駆使しながら、理想の女性を射止められるよう祈っています。